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考察 総務大臣

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ここ数日ニュースで鳩山総務大臣をよく見る。かんぽの宿の売却の件。
あれ自体は、バルクセールなんで1万円もおかしくないと思うが、おかしいのだろうか。
正しい不良債権の処理の仕方に感じるが、なぜリストの中から1万円の建物だけ取り上げるのか。
億単位の物件も含まれており、それと抱き合わせ、だからバルクセールではないかと思うのだが。
問題なのは、そのベースの金がどこからきたものか、ということだろうか。
むしろ採算性を考えず次々と宿をたて、天下り利用し続けた政府、郵政省(当時)が問題。
やはり着目点というか報道のポイントがずれているように感じなくもない。

本題。鳩山邦夫はかなり頭のきれる存在と勝手に想像している。
何かと問題発言で取りざたされる人だが、そもそもそんな頭が悪いはずがない。
(事実、代ゼミの年3回の模試を全てトップという秀才)
問題発言は狙っているのではないかと僕は思っている。つまり、マスコミの目をそらすため。

「私の友人の友人がアルカイダ」「毎月ペンタゴンがごちそうしてくれた」は2007年10月末に連続。
これは、元防衛事務次官・守屋武昌への証人喚問のタイミングと時期が重なっているし、
直後11月頭には大連立構想で福田元総理と小沢民主代表が党首会談、と内閣が注目のタイミング。
2008年10月には「和歌山に行かなくたってヒ素入り穀物が出てくる」発言。
直前9月に麻生政権が誕生したが、誕生直後に中山元国交相が不穏当発言で辞任し、
内閣の指名について問われたタイミング。
麻生首相がホテルのバーに通っていることがパッシングにあいそうになるやいなや、
「喫茶店でお茶を飲むのに毛が生えたような話ではないか」発言で、
簡単にマスコミのベクトルだけを自分に向けている。

問題発言の度にマスコミにあがるが、そのときベクトルをかえてもらっている人がいる気がする。
それがうまい具合に出来ている。そしてそれを知っている人がいてそのカードをきっている。
実際、派閥に関係なく入閣(安倍内閣で法務大臣、福田内閣で法務大臣、麻生内閣で総務大臣、
内閣府特命担当大臣)している。
ああいうポジションまで上ることはそんなに簡単に出来ることではない。

そんな勝手な想像を持ちニュースに出る総務大臣を見ていると、違ったことを考えてしまう。
この人は今、何からベクトルをそらそうとしているのか、と。

(例えば、給付金とか海賊とか・・・?)

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2009年01月30日 22:25に投稿されたエントリーのページです。

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