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2010年07月 アーカイブ

2010年07月12日

[試] WordPressへ移行

使い慣れた(でも古い)MTから、最新のWordPressへ移行した。試しに。ついでに放置していたドメインも割り当ててみた。試しに、といいつつも使わないと分からないので、今後はWPの方を更新していって評価してみようと思ってまー。

あ、faviconまだ作ってないな。誰か作ってくれんかな。かっちょいいの。

[kagizume.net] http://www.kagizume.net/wp/

2010年07月10日

2010.06 読了本

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拝金」 堀江貴文 (著)

堀江貴文の小説デビュー作。自身が歩んできた道を少しずつ取り込み、そこに架空の人物を追加していく感じなので、非常に読みやすい。背景をいくらか知っているから、場面をそこまで想像しないでいい。というのにプラスして文体やそもそもの文量も多くないことなどから、買った日に読み終わってしまった。あちこちのレビューでも「スピード感があって一気に読んじゃいました」というのが目立つのはそういうことだろうと思う。堀江貴文という人やあの頃の一連の事件を知らずにこの本を「1冊の小説」として手に取った場合の感想で言うと対した事はない。それは当然で初めて書いた小説がそんな完成度高かったら、プロ小説家はどうすんだよ、てことだと思う。逆にデビュー作として考えたら、十分面白いと思う。本を読む習慣があまりなく、かつ堀江貴文に嫌悪感がない人は楽しめると思う。

読み終わって数日したときにApp Storeにアプリ版が出たのが、予想通りというか残念というか。電子書籍くらいがちょうどいいかもしれない。500円弱安いし。

100710_5.jpg [App Store] 拝金


クォンタム・ファミリーズ」 東浩紀 (著)

読み終わったのは今月だけど、6月分で。発売は昨年末。先日、新潮社の三島由紀夫賞を取った作品。著者のTweetみてると授賞式に関して一悶着あった感じだけど、まぁそもそもこの賞自体が知名度が低いし。文壇てそんなもんだろうと思ったのが本音。三島賞と山本周五郎賞で、直木賞・芥川賞に対抗しているわけだが、知名度の差があり過ぎ。受賞作が受賞後バカ売れするわけでもないし。大きな賞をとる作品は内容は一定レベル以上はともかく、プラスαの利権が絡んでいるように思ってる。なので、実はそこまで期待はしてなかった。(むしろ廃盤になる前にとりあえず買っておこう的な)

でも、面白かった。「1Q84」同様、最近多い並行世界ネタ。注意して読まないとどの世界か分からなくなりかねない。「1Q84」より専門的っぽい単語が多いし、ネット世界の流れをある程度知っていないとやはり抵抗があるかもしれない。家族の繋がりがテーマのベースにあるのだけど、その世界観を表現するために散りばめられた情報に興味がいった。個人的にはTwitterなんかでもおなじみのbot。botが増大した世界を想像するとやはりそれは情報の正確さに影響する。それを巧みに表現しているのが素晴しい。

が、小説としてみた場合。いくつか残念だな、と思う点があったのも確か。特に人物描写や人物そのもののキャラクター設定。そこがメインの小説なだけに少し損をしている。人の名前に難しい漢字を使っていない。読みも難しくない。だけど一般的でない。ゆえに読みにくく、流れを邪魔している。そういうところがいくつかある。

なんだけど、今のところ今年読んだ中で一番面白かった。


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死神の精度」 伊坂幸太郎 (著)

伊坂幸太郎の代表作?と思っているんだけど、App Storeを徘徊していたらアプリになっていたから電子書籍も物は試し、買ってみた。Appで買うと、450円なので文庫の550円より100円安い。で、これが意外に読みやすいし、不都合な感じが全くなかった。あぁ、こうして紙媒体はなくなっていくんだな、と初めて感じたのがこれ。

作品はとても面白い。一気に読めるし、読んだあとにモヤモヤすることもない。明確に最後まで書ききって欲しいとか望んじゃう人はモヤっとするのかな?そんなに書ききっている小説なんて最近ないと思うけどね。伊坂幸太郎がここにきてトップ小説家に登りつつあるのはやっぱり確かかも。万人が抵抗なく読める、これが重要なんだと思う。東野しかり、宮部しかり。

まぁ、しかし紙媒体より電子書籍の方が物質的な存在感がないから、面白くなかったら読むのを止めてしまうんだろうな、というシビアな感じもある。直接過ぎて作家泣かせと感じる時代になったのかも。反面、自費出版の敷居は下がり、売れなくなった本が再び売れる、という利点もあるので、どっちもどっちかな。アメリカとは本を読む場所、時間が圧倒的に異なる日本で電子書籍がどうなるか、そこは注目。いずれにせよ、そこらへんはまた別の機会にまとめるとして、電子書籍デビューに最適なので未経験者は試してみたらどうかな。

100710_4.jpg [App Store] 死神の精度

2010年07月09日

Amazon or 楽天ブックス

勝間和代氏のブログ(というかtwitterで盛り上がった勢いでエントリーしたぽい)にAmazonと比較した場合の楽天ブックスに関するエントリーがあり、今更ではあるけど改めて重要なポイントに言及していると思った。自分も読了本のエントリーで本を紹介するときのリンクは前々から楽天ブックスに貼っている。リンク先のレビューを読んで判断してもらいたいという他人任せな思いもあるが、同じレビューでもAmazonにしないのはまさに下記が理由。


1. 楽天ブックスのレビューは、楽天ブックスでその商品を買った人しか、書けず、さらに、十分な数が集まらないと、平均値がでないようになっていること。

楽天ブックスに感動→ブログのリンクをamazonから楽天ブックスに切り替えます | 勝間和代公式ブログ


買っていない人のレビューなんて全く用を満たさない。レビューがらみで言うと、発売前の予約時点でレビューが書かれているのもおかしな話だと思うけどね。

2010年07月06日

Macの電源アダプタが故障

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Macの電源アダプタのMagSafeのとこについているLEDが故障。充電中も点灯しなかったり、バッテリー100%でも緑じゃなくオレンジに光ってたり。極めつけは、Macから外してもオレンジに光ってるし、この状態でコンセントから抜いても20秒くらい光ってるし。トカゲのしっぽみたい。とりあえずMacに電力供給は出来てそうだし、最悪同じのもう一つあるので良いのだけど。

ヨメ曰く「見てはいないけど、次男(1歳)がなめたんじゃない?」と。たぶんそれ。間違いなくそれ。

2010年07月04日

本コース5回目

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5回目のラウンドしてきた。日曜日は初めて。場所は越谷ゴルフ倶楽部。フラットな河川敷コース。ある程度のレベル以上だと、練習用とか言っちゃうようなとこなんだろうけど、こちとらそんなことなく。設備とかサービスとか諸々はもちろんそれなりなのは5回目でもよく分かったけど、でも、三郷ICから少し走ったら着くくらいのアクセス性は最高。これまでのラウンドと比べたら朝の時間も帰宅時間も全然違う。トータルで考えると、全然OK、きっとまた行く。

今回車係だったんで前日の夜中にチャイルドシート外したり掃除機かけたりしてたんだけど、そのときから既に大雨。天気予報のどこにも太陽マークなんて見当たらない。予報通りの展開だけど、結局当日の行きの道中も外幹走ってるあたりから雨脚が強くなったり。終わったな、やっぱり雨男力半端ない、て思ったくらい。

だけど、いざラウンドを始める頃には雨もあがり、ホールを進むにつれガンガン晴れ始め、後半なんかもう痛いのなんの。暑いのなんの。カラッカラ。自分も先輩も脱水症状みたいになっちゃうし。途中に売店も自販もなかったのはきつかった。後半入る前に買ったアクエリアスも15Hで空になりラスト4Hは大変だった。17Hで思い切り崩したし。省エネプレイで、なんとか18H終えて生還。過酷だった。暑さ対策を真剣に考えるいい機会になった。昨日の打ちっぱなしでこんなに汗かくことはない、て思ったのに、早速そのくらい汗をかくことになった。

プレイ自体は、ドライバーが過去最もマシだった。そのかわりアイアンがぐだぐだ。アドレスとかドライバーみたいになったり、昨日のプールで痛めた左足の膝を無意識でかばっていたりでちっともまともに当たらない。あとやっぱりメンタルスポーツだよなー、て思うシーンが結構あった。そういうシーンで各1縮めたら現時点の実力では満足がいくスコアになるんだろうけど、そこが一番難しいんだよね。あとこのコースは砲台グリーンなんでアプローチ技術が必要。だいたいスコアが大崩れしたホールはアプローチでしくってる。てことで、相変わらず初心者っぽいスコアの124。それでも過去一番だからまぁ良しと。とりあえず年内目標は108なんで、特にまだ焦りもなく。ただいくつかの大きなミスが頭に残っていて、それが悔しいやら情けないやら。悔やまれるなぁ。

2010年07月03日

打ちっぱ52回目

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プールで遊泳したあと、調整なんて言うにはおこがましいけど、まーそんな気持ちだけは一丁前にもって上井草で100球弱。プールで血行がよくなっていたのか、単純にくそ暑かったのか、いずれにしても汗の出ること出ること。ラウンド中でもそんなに汗出ないよ!って。

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帰るとき駐車場でダッジ チャレンジャー発見。前ここにきたときも停まってたんだけど、めちゃくちゃ状態いい!ほんと綺麗に乗っている。だから余計にかっこいい。ところで、こういう車や昔のゴルフやボルボ、パンダみたいなカクカクデザインの車って今はどこも作っていないけど、光岡みたいにデザインだけ!て割り切って作る会社でも出来たりすると結構人気でると思うんだけどねー。

2010年07月01日

KING JIM CHECK

キングファイルやテプラで有名なKING JIMだけど、最近魅力的な商品が多く出ているのでまとめて気になるやつをチェック。

ピットレック

デジタル名刺ホルダー「ピットレック」(2010/8/6発売予定)
(http://www.kingjim.co.jp/sp/pitrec/)

リレット

電子マネービュアー「リレット」
(http://www.kingjim.co.jp/relet/)

ポメラ

デジタルメモ「ポメラ」
(http://www.kingjim.co.jp/pomera/)

共通しているのは多機能ではなく、むしろ対局の1機能で1デジタルガジェットとして商品化していること。機能を絞るのは意外に難しいと思う。ガジェット数が増え、鞄の中は少し膨らむかもしれないけど、使うときの「これ見てくださいよ!」て感じで出す満足感という点では「iPhoneでこんなソフトあるよ」て見せるときよりは上。一昔前に使うチャンス少ないのに自己満足でデジタルガジェットを買ったときの感じに似ている。「ピットレック」なんてほんと''物として''欲しい。そんな気持ちにしてくれるのは、やはりKING JIMがお固い国内家電メーカーじゃないからなんだろうね。今後も要注目。

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